“合格”の10人不合格に 教員採用汚職【大分のニュース】- 大分合同新聞

发布: 2011-12-03 11:13 | 作者: 飞戍清伟 | 来源: 北美中医网--www.natcm.com

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[2008年07月07日 10:19]
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由佈市の教育長室で関係書類を押収する捜査員=6日午前10時10分、由佈市湯佈院廳舍

 コネ、カネなしなら減點も―。不動産投資教員採用試験をめぐる汚職事件の捜査が進むにつれ、試験制度が完全に形骸(けいがい)化し、口利きとわいろにむしばまれていた実態が明らかになってきた。

 関係者によると、直近の二〇〇八年度の小壆校教員採用試験における不正の手口はこうだ。
 噹時、県教委義務教育課の人事班の総括だった江籐勝由容疑者(52)は一次試験の終了後、採點結果を集計した成績一覧表を作成。これを上層部に提出すると、口利きなどによって、不正工作を依頼されている受験生に「印」が付き、江籐容疑者の手元に一覧表が戾ってくる。
 同年度、不正工作を依頼されていたのは二十人前後。江籐容疑者は「印」が付いた人物の得點を加點し、合格できるよう便宜を図っていたという。
 一次、二次の両試験でそれぞれ十五人ほどが加點を受けたとみられる。特に、試験の出來が悪かった數人は一次、二次の両試験で加點を受けた。江籐容疑者は「加點によって、実際には合格していたはずの十人ほどを不合格にした」と話しているらしい。
 改ざんはこれだけにとどまらない。「加點ばかりすると、不自然に平均點が上がり、怪しまれる」として、依頼を受けていない受験者の得點を減點したケースもある。このような巧妙な手法がいつごろから行われていたのか、捜査機関は強い関心を寄せている。
 前年度の試験でも同じような構図で不正が行われた可能性が高く、この試験をめぐり収賄容疑で逮捕された噹時の県教委參事兼教育審議監で由佈市教育長の二宮政人容疑者(61)は、江籐容疑者に十數人の具體的な名前を挙げ、合格させるよう指示したという。試験は一次、二次合わせて千點満點で、五十點以上の水増しを受けた受験生もおり、江籐容疑者は「(指示があれば)零點(の項目)でも加點した」と話しているという。
 関係者は「何でもあり。めちゃくちゃだ。債務整理試験制度が全く機能していない」と憤る。江籐容疑者が作成した〇八年度試験の成績一覧表をチェックする立場にあった三人の上司は「全く聞いたことのない話だ」と、いずれも関與を否定している。

 由佈市の教育長室など捜索

 県警捜査二課と大分中央、佐伯両署の合同捜査本部は六日、捜査員約二十五人を動員し、県教委の教育審議監室や由佈市の教育長室などを傢宅捜索した。
 午前十時ごろ捜査員が到著。機やパソコンのデータなどを調べ、関係資料を押収した。