武漢中心地、高級住宅建設が相次ぐ

　【新華社武漢７月１８日＝瀋チュウ　孫寅】マクロコントロールが厳しくな
る背景のもとでディベロッパーが二線都市のハイエンド市場に殺到した。金地
集団は４８階の金地京漢１９０３レンタルサーバーがトップクラスの高級住宅で漢口に立地する
と公表した。関係者は平均販売価格が１平方メートル当たり２万元を突破する
と予測した。

　金地京漢１９０３プロジェクトは武漢高級住宅市場の縮図だ。年初以来、武
漢万達公館、緑地西斯莱公館、武漢天地、金都漢宮、TOEIC世茂錦繍長江などがデビ
ューし、１平方メートル当たり２万元～３万５０００元の平均価格は一線都市
に迫った。

　ハイエンドマーケットはマクロコントロール対策の１つと見なされる。中国
指数院華中分院の李国政副総監によると、テレビ会議システム二線都市の分譲住宅市場では一般市
民は買い控える一方、価格とコントロールに敏感ではない富裕層は需要が安定、
購買力も強いため、ディベロッパーは周辺市場の平均価格をはるかに上回る価
格戦略を持ち出した。

　高級住宅は分譲住宅の１類として指摘すべきものがないが、多すぎると、マ
クロコントロールにマイナス影響を与え、周辺市場の価格を押し上げるほかに、
一般市民をミスリードする恐れがあるため、提唱すべきでない。

　武漢億房研究センターの統計によると、武漢の分譲住宅平均取引価格は１平
方メートル当たり７５８２．９７元に達した一方、ウォーターサーバー統計部門のまとめによると、
１０年武漢市都市住民の一人当たり可処分所得は２万８００元のみ、１平方メ
ートルの高級住宅の価格に過ぎない。