北京のオフィスビル賃貸料、上昇傾向に

北京市西第2環状道路地域の潜在的価値や発展のテレビ会議システムあり方を話し合うフォーラムが14日に開催された。中国の不動産大手「中原不動産」は席上、第4環状道路の内側にあるオフィスビルの売買?賃貸状況について、「北京のA級オフィスビルの賃貸料は今年1-8月、計27％上昇と明らかな上昇傾向にあり、空室率も明らかに低下した」と指摘した。
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　業界関係者によると、北京市ではこのほど、住宅不動産に対する調整策を背景として商業不動産が発展の好機を迎える中、不動産投資の穴場といわれていた西第2環状道路地域の商業価値が上昇している。同地域はここ数年、ハイエンド業種?産業?人材が集株まる「黄金地帯」となっており、金融街やその周辺地域だけでも、金融資産は市金融資産の77．5％に当たる45兆2千億元（約542兆4千億円）に達している。ハイエンド産業の密集により、今後はハイエンドオフィスビルの需要が高まる見込みという。（