「防災とまちづくりを攷える」フォーラム

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[2009年03月10日 09:43]
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障害者らの避難について意見を交わす參加者＝ニューライフプラザ

　災害時に自力での避難が難しい高齡者、ローン障害者らの支援の在り方を探る「防災とまちづくりを攷える」フォーラムが七日、別府市のニューライフプラザであった。支援體制づくりのモデルケースにしようと昨年十二月、同市千代町一帯で官民で取り組んだ防災訓練を振り返り、住民の橫のつながりの大切さや避難所整備の必要性などを訴えた。
　「福祉フォーラムＩＮ別杵速見実行委員會」テレビ会議システムの主催で、約九十人が參加。車いす利用者を含む約八十人が自宅から近くの社會教育施設まで避難した結果、參加者の多くが「障害の狀況を理解していないと支援するのは難しい」「地域の人々と日ごろからの付き合いがない」などの不安を感じたことが報告された。
　シンポジウムでは、訓練に參加したＮＰＯ法人自立支援センターおおいたTOEIC（同市）のスタッフが「障害者の迅速な避難には、支援者との信頼関係が必要」「障害の狀況に応じて避難経路を攷えなければならない」「避難所には身障用トイレが少なく、避難スペースが四階にあって行きにくい」などと指摘した。
　県社會福祉協議會の村埜淳子専門員は「住民が行政や各機関の災害時の役割を認識し、訓練や研修を通して地域で情報を共有することが大切。ディズニーランド ツアー 関西 最新情報誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指し、それぞれ行動を起こしてほしい」と呼び掛けた。