採用取り消しを免罪符にするな 岡崎勝さん【大分のニ

发布: 2011-12-13 16:45 | 作者: 嘉馀超羽 | 来源: 北美中医网--www.natcm.com

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[2008年09月11日 10:50]
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 おかざき?まさる 1952年名古屋市生まれ。愛知教育大卒。著書に「学校再発見!」などがある。

 大分の教員汚職事件で、採用試験の不正合格が確認された教員二十一人の採用取り消しや自主退職が決まった。教育現場はどう受け止めたらいいのか。愛知県の小学校教員で、教育雑誌「おそい?はやい?ひくい?たかい」編集人の岡崎勝さんに寄稿してもらった。

 大分の事件を聞いたときに、どこでも似たようなことがあるかもしれない、いや、きっとあるに違いないと思った。以前、そんなうわさを聞いたことがある,マンション経営。しかし、証拠も自白もないから、告発することはできない。
 教員の社会だって、良くも悪くも「世間並み」なのだから、いい話ばかりでないことは誰もが知っている。今回の不正事件も、「やっぱりな」という印象を持った教員は全国にいただろう。
 教員の採用や人事異動、また、教員の不祥事への懲戒処分を出す判断などは、教育委員会の裁量になっている。議会で質問攻めに遭うのがいやなので、議員にはめっぽう弱い。しかし、きちんと教育委員会をチェックする機関はない。教育委員会は、ある意味でやりたい放題と言える。
 現場の教員にとって、教育委員会は「お上」であるから、なかなか苦情や異議申し立てはしにくい。教育委員会から指導主事などが来校すると、教員は「従順な羊」となってしまう。
 ある大分の友人が「私の友だちですけど、本当にいい先生なのに、採用が取り消されてしまうんですよ。早く復帰させてあげたいです」と悔しそうに話していた。二十一人の教員に、きちんとした経緯の説明は無かったようだ,レイキ アカデミー
 教員自身も全くそれを知らず、だれからの口利きだったかも、不明のことが多いらしい。一般の会社で、「まちがって採用してしまったみたいだから、明日から来なくていいよ」で通用するのだろうか? 辞めさせるにもルールがあろう。
 労使関係を正しく理解できない教育委員会に、今後、実質的な改善ができるとは思えない。弱者である新任教員を切り捨てるという、事態収拾のための「みそぎ」と批判回避のための免罪符作りとしか思えない。「本丸は守られた」のだろうが、教育委員会の人間こそが、普通の教員として現場に戻るべきである。
 「子どもたちのために」などと声高に言うわりには、こうした不正に鈍感で、内部での自浄能力も低いことを私たち教員は自覚しなければならない。人ごとではないのだ,レイキ マスター
 しかし、子どもたちは、今回の大人たちの不始末を目の当たりにしつつも、きっとたくましく生活し、育っていくだろうと思う。ある子どもが私にこう言った。「先生も、自分の親のやったことで苦労するんですね」と。
 決して望ましいことではないかもしれないが、子どもたちは、どんな状況においても学ぶものだと私は信じている。私たち教員も、子どもに負けないように、是々非々の声を上げながら、成長しなくてはならない,看護師 求人