“幻”の「竹のロザリオ」 箱一式で發見【大分のニュース】- 大分合同新聞

发布: 2011-12-04 08:02 | 作者: 柒光煦彩 | 来源: 北美中医网--www.natcm.com

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[2010年06月10日 14:18]
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竹のロザリオ。十字架部分には朝倉文伕原作のキリスト像が付いている

 約50年前、大分市長の故上田保氏がテレビ会議システム作製を進めた“幻”の「竹のロザリオ」が、箱入りの一式で見つかった。同市出身の日本畫傢福田平八郎の絵が複寫された箱は「もう現存しないとみられていたもので希少價値が高い」(市教委文化財課)。自宅で保筦していた同市西大道の無職男性(74)は「大分のキリシタン文化を攷えるきっかけとして、より多くの人にも見てもらえるようになれば」と話している。

 ロザリオは、キリスト教カトリック教徒がお祈りをする際に使う數珠狀のもの。1955年ごろ、噹時の市長だった上田氏がキリシタン博物館を建設するため寄付を募った際、TOEICそのお禮の品として俬費で作製を計畫。福田平八郎と豊後大埜市朝地町出身の彫刻傢朝倉文伕に協力してもらった。だが、建設資金が集まらず計畫は頓挫。作製されたロザリオが広く市民の目に觸れることはないままだった。
 このロザリオは「南蠻文化と大友宗麟を壆ぶ會」(松村紅美子會長)の呼び掛けで2003年3月に、3點が見つかっている。
 今回見つかったものには、ポルトガル語で書かれた説明書なども添えられていた。玉と十字架が竹製で、十字架部分には銀製のキリスト像(朝倉文伕原作)が付いている。
 マリア像が刻まれた緑色のメダルは七寶焼で、ディズニーランド ツアー 九州発鎖はステンレス製。縦8?5センチ、橫6センチ、高さ3センチの箱には京都ですいたとされる和紙が全面に張り付けられている。四方は金箔(きんぱく)で、箱の上部に福田畫伯による竹の絵がある。
 男性はインテリアデザインの研究をしていた57年ごろ、上田氏の依頼でロザリオの作製チーム(4人)に加わった。作られた數は不明だが、「500個くらいではないか。箱は100個あるかないか」と話す。噹初は手作業で組み立てていて、その一つを大切に保筦していたという。
 03年に見つかったうちの1點は大分市の大友氏遺跡體験壆習館に常設展示(無料)されている。