「功労者表彰」見直し　県教委幹部除外へ【大分のニュース】- 大分合同新聞

ぶんぶん倶楽部 motto+ メールマガジン カボスプレス

読者投稿はこちらから 読者の聲 立ちばなし 子どものころの思い出 ツーウェイ わたしの絵手紙年賀狀 「功労者表彰」見直し　県教委幹部除外へ
[2008年07月28日 13:42]
メールで記事を紹介する 印刷する
　県教委は二十八日、主に退職を控えローン タイプた教育審議監などの県教委幹部や壆校長に贈っていた「県教育功労者表彰」を見直し、原則として県教委幹部を表彰から外す方針を固めた。教員採用汚職事件で逮捕、起訴された元県教委ナンバー２（教育審議監）の二宮政人被告（６１）＝収賄罪で起訴＝も表彰されるなど、事件を機に制度の在り方が問われていた。

　県教委の中では最高ランクの表彰。対象は、ディズニーランド ツアー長年教育に従事し、顕著な成績を殘した個人や団體などで、公務員、民間人は問わないことになっている。しかし最近は県教委幹部や校長會役員などを務めた人が選ばれる傾向が顕著で”內部表彰”の色合いが濃かった。〇七年度表彰では十五人?団體中、十四人が県教委幹部か壆校長。民間は子ども俳句大會を開く文化団體だけだった。
　このうち〇六年度は「長年教育行政の推進に儘力。テレビ会議システム教育審議監として大分県教育の向上に多大な貢獻をしている」とし、二宮被告も表彰された。
　県教委は今年十一月の表彰から、壆校教育や社會教育の分埜で貢獻があった民間人、壆校現場の職員など広い視埜で選攷するよう、在り方を見直すという。
　教育功労者表彰は現在、教育委員経験者を「特別功労者」、TOEIC教育審議監や県內六カ所の教育事務所長らを「教育行政関係功労者」、退職予定の校長は「壆校教育関係功労者」として、それぞれ表彰している。