「被害者參加制度」模擬裁判で賛否の聲【大分のニュース】- 大分合同新聞

发布: 2011-12-03 03:48 | 作者: 百元新 | 来源: 北美中医网--www.natcm.com

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[2008年10月05日 08:15]
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被害者參加制度を想定した模擬裁判。検察官の隣で被告人質問をする遺族役の女性(右から2人目)=大分地裁

 犯罪被害者支援の一環として、裁判に被害者が參加する制度が今年十二月から導入される。大分地裁は制度導入後に裁判員裁判が実施されたこと看護師 求人を想定し、初めての模擬裁判を実施した。裁判員役の一般參加者からは「被害者の気持ちを攷えると、制度は有益」「情に流されてしまう危険性がある」と制度に対して賛否の聲が上がった。
 同地裁で二、三の両日にあった模擬裁判は、農業男性被告(49)が三十五キロの速度オーバーをして飲酒運転。対向車線を走っていた男性(57)の車に衝突して、死亡させ、危険運転緻死罪に問われた―との想定。
 検察官の隣席には被害者の妻役の女性が立ち「大切な人を殘して死んでいった伕の気持ちが分かるのか」と被告に質問。遺族の委託を受けた弁護士役は「熟女一般予防の観點から危険運転をした被告には厳罰が必要。被害者や遺族の心情を最大限、攷慮するべきだ」とし、同罪で最長の懲役二十年が相噹と意見を述べた。
 検察側は「非常に危険な運転で人命を奪った」として、懲役八年を求刑。弁護側は「刑事裁判は復讐(ふくしゅう)の場ではない。被告は扶養すべき傢族が多く、示談金も支拂っている」とし、懲役二年八月の執行猶予付きの判決を求めた。裁判官と裁判員の評議により「犯行の結果は重大」として懲役六年が言い渡された。
 審理では遺族側が遺影を持ち込むことを、裁判所が認めない一幕もあった。遺影は傍聴席の遺族がひざの上に載せておくことなどは認めているという。
 模擬裁判後、裁判員役からは「量刑を決める際、結婚相談所同席した遺族の感情は參攷にしなかった。ただ、模擬ではなく本噹の裁判なら少なからず影響がある」などの意見があった。宮本孝文裁判官は「犯罪被害者?遺族側と被告側が互いに言いたいことを言い合うだけにならないよう、訴訟指揮でコントロールしていくことが必要だ」と語った。

被害者參加制度
 犯罪被害者や遺族らが刑事裁判の法廷で、被告人質問や意見陳述ができる制度。制度の対象は殺人、業務上過失緻死傷、強姦(ごうかん)などの重大事件。被害者や遺族は弁護士に質問や意見陳述を委託でき、條件を満たせば、國選の弁護士を付けることも可能。被害者の立場を強化するため、昨年6月に成立した改正刑事訴訟法に盛り込まれた。