中国自動車産業のユーザー満足度の調査結果

　中国質量（品質）協会、全国用戸（ユーザー）委員会は27日、2011年の中国自動車産業のユーザー満足度の調査結果を共同で発表した。それによると、ユーザーが最も頭を悩ませる問題は燃料使用量の多さだという。中国新聞社が伝えた。

　同委の責任者によると、2011年の中国自動車産業のユーザー満足度は100点満点で79点をつけ、前年より1点上がった。満足度は上がったが、ユーザーの忠誠度（TOEIC）は前年の73点の水準にとどまった。その一方、2011年のユーザーの不満率は17.2点で前年より1.1点上がり、2年連続で上昇した。不満率の上昇は忠誠度の動きに直接影響している。

　自動車産業の専門家の分析によると、中国では自動車の普及が進むのに伴い、自動車の品質に対する消費者の期待も高まっている。自動車への期待が実際の感触を上回った時に、不動産投資消費者は不満を抱く。特に今年は自動車の品質に対する感じ方と期待との差が3.9ポイントに達し、前年よりも0.3ポイント拡大したという

　今回の調査の結果からほかにわかることは、ユーザーが感心を寄せる品質の重点ポイントが突出しており、エンジンシステム、走行?ステアリング?ブレーキ、装置?作設備、空調、音響娯楽ナビゲーションなどのシステムの信頼性に対する評価は一般的に低い。またユーザーが最も頭を悩ませる問題は、燃料使用量の多さ、ギアが不正確?ギアを入れるのが困難（ウォーターサーバー）、アクセルの反応が遅い?弱い、エンジンの異常な雑音、ブレーキの異常音の5項目だった。