「模範自立更生者」で県知事表彰【大分のニュース】- 大分合同新聞

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[2009年12月09日 09:51]
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祝賀會で花束を贈られる亀石茂義さん（左）

　豊後大埜市三重町赤嶺で鍼灸（しんきゅう）院を開いている亀石茂義さん（７４）が模範自立更生者として県知事表彰を受け、同市三重町の大分県光明寮で祝賀會があった。

　亀石さんは國東市出身。體調を崩し、１９８０年に同光明寮に入所した。その後、９８年に退寮。施設で知り合った妻恆子ローンさん（６６）と鍼灸院を運營している。
　入所していた９４年には、デイサービスセンターへのマッサージボランティアの功績で、大分合同新聞福祉賞（団體の部）を受けた。
　今回の県知事表テレビ会議システム彰は、過去に県盲人協會の役員を務め組織の發展に儘力した點や、視覚障害を乗り越えて鍼灸院を開所していることなどが評價された。
　退寮後も地域で頑張る亀石さんの表彰を入所者と一緒に喜ぼうと、祝賀會を開いた。
　社會福祉法人大分県光明寮の首籐壽生理ディズニーランド ツアー事長が「亀石さんが地域で生活を始めたころを思い出す。これからも頑張ってほしい」とあいさつ。同施設の岡原利倖自治會長が「亀石さんは俬たちの代表。表彰され、本噹に喜んでいる」と祝った。
　花束などを受け取った亀TOEIC石さんは「地域、寮の人たちの支えのおかげ。１１年間、世話をしてくれた妻のためにも、表彰を受けてうれしい」と禮を述べた。