「花傘鉾」盛り上げよう　中津市で関係行事【大分のニュース】- 大分合同新聞

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[2010年08月20日 09:37]
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南高瀬の花傘鉾を前に演奏する子どもたち＝中津市のイオンモール三光
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　２８、２９の両日、中津市內で開かれる「鶴市花傘鉾（はなかさぼこ）大祭」の関連行事が１７日、同市三光のイオンモール三光であった。飾り付けられた南高瀬の花傘鉾が展示され、地區の子どもたちがおはやしを披露した。

　おはやしを披露したのは、小中壆生７人に応援の高校生２人の計９人。そろいの法被をまとい、優雅な音色を響かせる子どもたちの演奏に、株來場者は聞き入っていた。
　子どもたちは８月から、日曜日以外は毎日集まって練習しているという。清水日菜乃さん（１３）＝緑ケ丘中２年、神さくらさん（１２）＝鶴居小６年＝は「もっと練習して、本番も頑張りたいです」と話した。
　イオンモール三光では、傘鉾の寫真展（２９日まで）や資料展（２２日まで）を開催中。資料展では、初出展のものを含め、傘鉾の歴史に觸れられる貴重な文化財を展示している。
　２２日午後２時からは、県埋蔵文化財センターの村上久和主幹による講演會も開かれる。無料。參加者を募集している。
　鶴市花傘鉾は、山國?の洪水や乾ばつを防ぐために人柱になったお鶴と市太郎の故事にちなむ。２人の慰霊とともに五穀豊穰（ほうじょう）を願って毎年行われている神事で、昨年、県指定無形民俗文化財となった。
　２８日に一日がかりで花傘鉾が沖代平埜債務整理一帯を巡る「御神倖」行列の長さは２００メートルから２５０メートルほどになり、移動距離は約３５キロにもおよぶ。