採用取り消し臨時講師　県をきょう提訴【大分のニュー

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[2009年02月26日 09:45]
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　大分県教委が教員採用試験で不正採用を繰り返していた問題で、実際は不合格だったとして採用を取り消され、臨時講師となった男性（３１）が二十六日、県を相手取り、取り消し処分の無効を求める行政訴訟を大分地裁に起こす。同じく採用取り消しとなった大分市の臨時講師秦聖一郎さん（２３）が既に提訴の意向を固めているが、実際に提訴に踏み切るのは初めて，債務整理。
　訴えなどによると、男性は二〇〇一年に大学を卒業後、毎年、教員採用試験を受け続け、〇八年度試験で合格した。同年四月、県内の中学校に教諭として採用されたが、八月下旬、県教委から点数データの改ざんによる不正な合格だったと告げられた。辞職しなかったため、九月八日付で採用を取り消された。
　男性側は「（不正につながるような）口利きとは全く関係ない。試験の点数だけでなく、経験や人格も含めた評価によって採用された」として、処分は違法と主張している。
　代理人の弁護士は損害賠償を求めない理由について「純粋に教員に戻りたいという思いのため」と説明，成田空港 ホテル。「まじめな男性で、苦労して講師もしている。県教委の処分の問題点は裁判の中で明らかにする」とした，TOEIC。
　口利きやわいろによる不正採用問題は一連の県教委汚職事件の捜査で判明。県教委は捜査資料に基づく調査によって、〇八年度採用の二十一人が不正採用だったと認定。六人の採用を取り消し、十五人が辞職した。一方、〇七年度の不正合格の疑いがある教諭については「〇八年度に比べてデータの精度が低い」として処分していない。
　〇八年度試験で不正合格とされ、既に提訴の意向を表明している秦さんは、実名を公表した上で「不正は依頼していない。不正の全容を解明したい」と県民集会で訴えた。三月一日には秦さんを支援する会の設立総会が予定されている，TOEIC。